レッドソックス吉田正尚外野手(29)が1回の第1打席で初球をファウルした直後、球場内でアクシデントが起こり試合がしばらく中断した。吉田は「2番左翼」で出場し、1回無死二塁から打席に入っていた。

レッドソックスのブルペンから騒ぎが起こり、場内は一時、騒然となった。すぐに担架が運び込まれ、誰かが乗せられ搬送された。フィールドで選手たちが心配そうに様子をうかがい、レッドソックスのベンチでも選手やコーラ監督らも心配そうにブルペンの方を見守っていた。担架で搬送されたのはファンとみられ、試合中にレッドソックスのブルペンに転落したとの情報も出ている。NBCスポーツ・フィラデルフィアによると、ファンにボールをプレゼントしようと投げられた模様で、それを取ろうと乗り出したファンが転落した可能性があるという。

長い中断の後に吉田は一ゴロに倒れたが、それが進塁打となり4番ディバースの右前適時打による得点につなげた。

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