メッツ千賀滉大投手(30)が7日(日本時間8日)、本拠地カブス戦に先発し、6回7安打2失点6奪三振と粘りの投球で、7月5日以来5試合ぶりとなる8勝目(6敗)を挙げた。

今季3回目となる中4日での登板。初回、4番アロンソの3ランで援護を受けたこともあり、力むことなく、各球種をちりばめた。米移籍後、精度がアップしたカットボールを過去最多の38%と軸球として駆使。代名詞の「お化けフォーク」を決め球だけでなく、カウント球にも使うなど、頭脳的な配球で好調カ軍打線に的を絞らせなかった。

6回終了後、降雨のため、中断し、千賀は球数85球で交代。それでも、大量リードにも守られ、夏休み中で同地を訪れている家族の前で白星を手にした。試合後は、地元テレビ局のインタビューに応え、「(子供たちに)変なところを見せたくなかったですけど、マウンドに上がれば、打者のことで頭がいっぱいでした」と笑った。

2時間9分の中断後、試合は午後11時16分に再開。リードを広げたメ軍が快勝し、連敗をようやく「6」で止めた。もっとも、トレード期限を機に、方向転換したメ軍は、バーランダー、シャーザーら大物選手を続々と放出。ビジネスライクなメジャーの厳しさも痛感した。残り50試合。今やエース格となった千賀は「正直、どんな感じか分からない。でも、自分のやるべきことを精いっぱいやるだけ」と、自らに言い聞かせるように言った。