ア・リーグ優勝決定シリーズは3勝3敗で第7戦に突入する。第6戦はレンジャーズが9-2で勝利。主な記録を紹介する。

▼レンジャーズのホセ・アドリス・ガルシアは、ポストシーズン史上初めて、4三振した後に満塁本塁打を放った。

▼ガルシアはレギュラーシーズンの7月26日にもアストロズ戦で満塁本塁打。同じ相手に同一年の公式戦とポストシーズンで満塁弾は史上初。

▼ガルシアはポストシーズンで3試合連続本塁打。レ軍では11年ネルソン・クルーズに並ぶ2位タイ。1位は1996年のホアン・ゴンザレスで4試合連続。

▼レンジャーズはワイルドカードシリーズ、地区シリーズに次いで敵地で無傷の7連勝。同一ポストシーズンでは1996年のヤンキース以来2チーム目。「無傷の」という条件を除く敵地7連勝は、19年ナショナルズ(8連勝)以来。

▼今シリーズはビジターチームが6連勝の「外弁慶シリーズ」。ポストシーズンの7試合制シリーズで、敵地に乗り込んだ球団の6連勝は19年ワールドシリーズ(ナショナルズ-アストロズ)の7連勝以来2度目。

▼ポストシーズンの7試合制シリーズで、第6戦を勝って第7戦に持ち込んだチームは59試合に33勝26敗で勝率5割5分9厘。次戦はレンジャーズが有利か。

▼レンジャーズの第7戦先発はマックス・シャーザーの予定。勝った方がシリーズ勝者となる試合に先発するのは通算5試合目で、ロジャー・クレメンス、ゲリット・コールと並ぶ最多タイ。

▼シャーザーは勝った方がシリーズ勝者となる試合に先発するのは3球団目。クレメンス、コール、ザック・グリンキー、ジョン・レスターに並ぶ5人目。