ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平氏(39)が違法スポーツ賭博で450万ドル(約6億7500万円)の借金を抱えて大谷の銀行口座から返済が行われたスキャンダルに関し、ワシントン・ポスト電子版が違法賭博の胴元だったマシュー・ボーヤー氏(48)の弁護士にインタビューを行い23日付の記事で伝えた。

それによると弁護士のダイアン・バス氏はボーヤー氏がスポーツ賭博の胴元であることを認め、賭けをしたのは大谷ではなく水原氏だったと明言。同弁護士が知る限りボーヤー氏の顧客にアスリートはいないと話した。「ボーヤーはオオタニと話したことも会ったこともメールをしたこともない。彼が会ったり話したりメールをした相手はイッペイだ」と説明し、なぜ水原氏にそこまで巨額のツケ払いを許したのかと問われると「なぜならイッペイはオオタニの親友だからだ」と話した。

ボーヤー氏は違法賭博の疑いで米連邦捜査機関から捜査を受けており、今年1月に大谷の銀行口座からのお金の流れが捜査過程で浮上した。その際に同弁護士が米連邦捜査機関に連絡を取ったが、同機関は大谷の役割については興味を示していなかったという。また同弁護士は水原氏について「病的なギャンブラー」と話したという。

【まとめ】日本に衝撃…ドジャースが大谷翔平の水原一平通訳を解雇 違法賭博に関与か