ドジャースが意地のサヨナラ勝ちで死闘を締めくくり、リーグ優勝決定シリーズへ駒を進めた。

勝てばシリーズ突破となる一戦。先発のタイラー・グラスノー投手(32)は、1回に前日2本塁打のカイル・シュワバー外野手(32)に二塁打を浴びるなど、2死一、三塁とされるも、ブランドン・マーシュ外野手(27)を98・8マイル(約159キロ)で空振り三振に仕留めた。その後は四球を出しながら、6回まで2安打3四球無失点8奪三振と好投した。

打線は難敵の左腕クリストフェル・サンチェス投手(28)に大苦戦。3回2死一、三塁、6回1死一、二塁と見せ場は演出するも、フィリーズ内野陣の好守も相次ぎ、決定打を欠いた。

試合が動いたのは7回、2番手エメ・シーハン投手(25)が、無死一塁からマックス・ケプラー内野手(32)を一ゴロに打ち取った。フレディ・フリーマン内野手(36)が二塁へ転送し、二塁ベースカバーのムーキー・ベッツ内野手(33)から、一塁ベースカバーのシーハンに転送。併殺かと思われたが、この送球をシーハンが後逸し、ボールがベンチに入って打者走者ケプラーは二塁へ進塁した。

ミスでピンチを招くと、ニック・カステラノス外野手(33)に先制の二塁打を献上。手痛い形で、ついに均衡を破られた。

ドジャースは直後にすぐさま反撃。力投を続ける左腕サンチェスに対し、1死からアレックス・コール外野手(30)が四球、続くキケ・ヘルナンデス内野手(34)が左安で続いた。フィリーズのロブ・トムソン監督(62)は、ここで守護神ジョアン・デュラン投手(27)を投入する大勝負に出た。

9番アンディ・パヘス外野手(24)は、一ゴロで2死二、三塁。このシリーズ17打数1安打の大谷翔平投手(30)を迎えたが、申告敬遠でムーキー・ベッツ内野手(32)の勝負を選んだ。

デュランVSベッツは、フルカウントに突入。ベッツが際どい高めの直球を見極め、ドジャースがついに得点して同点に追いついた。一気に逆転したい場面だったが、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)は空振り三振に倒れた。

ドジャースは8回から佐々木朗希投手(23)を投入。シュワバーやブライス・ハーパー内野手(32)ら上位打線をねじ伏せると、メジャー初のイニングまたぎでもパーフェクトリリーフ。試合は延長戦へ突入すると、佐々木は3イニングを36球でパーフェクトリリーフを見せた。

フィリーズは先発左腕ヘスス・ルサルド投手(28)を投入して勝負をかけたが、ドジャースがサヨナラ勝ちで死闘に終止符を打った。

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