初出場の城西国際大(千葉県)が、2-2の9回2死満塁から、4番本藤光貴内野手(4年=西条)が死球を受け、サヨナラ勝ちで大会初勝利を挙げた。

 先発の米谷真一投手(4年=駿台学園)は9回120球を投げ抜き、4安打6奪三振で2失点完投。左目の眼底骨折でリーグ戦未出場だったドラフト候補の宇佐見真吾捕手(4年=市立柏)は、フル出場して4打数1安打だった。

 「マックス」の愛称を持つ元早大監督の佐藤清監督(59)は「出場しただけでは足跡は残せない。1つ勝てたことで、まずはホッとしています。1つ1つ歴史をつくっていく。前進あるのみ」と喜んだ。