プロ野球のオーナー会議が8日、東京都内で開かれ、野球・ソフトボールの2020年東京五輪での競技復活へ向けた活動が報告され、採用された場合、日本代表はベストチームを編成することで意思統一した。

 スポーツ振興くじ(サッカーくじ)の新たな対象としてプロ野球が検討されていることについて意見交換を行った。各オーナーには賛同できないという意見が多かったが、巨人の白石興二郎オーナーは「正式なものになれば考えないといけない。東京五輪にオールジャパンで協力するのは当たり前で、それがくじを受け入れることにつながるかは他球団とよく相談しながら」と語った。

 少子化による人口減少が進む中での野球振興策も議論され、5月5日のこどもの日に12球団で小学生の入場を無料にするなどの意見が出た。