ロッテ大谷智久投手(30)が9日、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、3000万円増の8000万円(金額は推定)でサインした。

 中継ぎエースとしてリーグ2位の32ホールドをマーク。56試合登板は自己最多で、防御率2・39の安定した投球でブルペンを支えた。年俸60%アップに「ホールドポイントだけじゃなく、貢献度として1年間頑張ってくれたというのを評価してもらった。満足している」と話した。

 右内転筋の肉離れで9月に戦列を離れたため「目標の60試合登板が達成できなかった。来年はまず第一にケガをしないことが目標になっていく」。今オフは空振りが取れる新球種の習得にも励むという。