2016年プロ野球シーズンが3月25日に開幕します。今年はいったいどんな選手がブレークするのか? 日刊スポーツの担当記者が注目するイチ押し選手を投手編、打者編、外国人選手編とセ、パに分け6回紹介します。
第6回はセ・リーグ外国人編です。
ヤクルト ウラディミール・バレンティン外野手(31)
13年に60発でプロ野球記録をマークした大砲が、連覇に貢献する。左脇腹の張りのため開幕戦への出場は厳しい状況だが、パワーは健在。春季キャンプ中は打撃フォームを撮影し、分析するなどさらなる進化に余念がない。契約最終年の今季。「たくさん打って優勝に貢献したい」と意気込むキングの活躍に注目したい。【ヤクルト担当 栗田尚樹】

- ヤクルト・バレンティン
巨人 ギャレット・ジョーンズ外野手(34)
▽巨人 ギャレット・ジョーンズ(34)
メジャー通算122発ながら、マジメな助っ人だ。特打など練習時間の長い日本スタイルのキャンプもこなし、首脳陣による打撃指導にも素直に首をうなずいた。当初は前に突っ込みがちだった打撃フォームも軸が定まってきた。「辛抱強く、継続すればシーズンの終わりに数字はついてくると思う」と大風呂敷は広げず、胸に自信を秘める。【巨人担当 広重竜太郎】

- 巨人ギャレット
阪神 マルコス・マテオ投手(31)
150キロ超の直球と、真横に鋭くすべるスライダーを武器に、高い奪三振率を誇る新守護神。たっぷり蓄えられたひげにドレッドヘアとかなり個性的だが、見た目とは裏腹に制球も抜群。過去2年ストッパーを務めた呉昇桓の穴を埋めて有り余る活躍が期待出来る。【阪神担当 梶本長之】

- 阪神マテオ
広島 エクトル・ルナ内野手(36)
移籍してきたバットマンが攻撃を変える。キャンプ中から数人の選手が、ランチ特打を行うルナのケージに張り付いて観察していたことがあった。インサイドアウトのお手本のようなコンパクトなスイングと、選球眼、状況に応じた打撃はよきお手本にもなる。練習態度、実績も文句なしで、緒方監督は4番で起用する方針を固めている。球団もスペイン語が話せる通訳を用意するなど、活躍の環境を整えている。【広島担当 池本泰尚】

- 広島ルナ
中日 ダヤン・ビシエド外野手(27)
メジャー通算66本塁打。年間20本以上が2度と、過去に来日した助っ人の中でも実績はトップクラス。キャンプではそのスイングの鋭さと意外なほどの器用さも発揮し、訪れる評論家諸氏が軒並み太鼓判を押した。開幕直前に子どもの誕生に立ち会うため一時帰国し、調整遅れが心配だが、普通に打てば3冠王の最有力候補…とまで言ったら大げさか。それくらいのスケール感がある大物だ。【中日担当 柏原誠】

- 中日ビシエド
DeNA ジェイミー・ロマック内野手(30)
マイナー通算200本塁打をマーク。パワーは申し分ない。一方で三振が多いことが気になるが、ラミレス監督も「160三振してもいいから、30本塁打を狙ってほしい」と話すように長所を生かすことを優先する。性格的にも真面目で「グラウンドは歩く場所ではない。私は常にグラウンドでは走る」と来日直後に断言した。守備は三塁、右翼と流動的になるが、まずは打棒で貢献する。【DeNA担当 為田聡史】

- DeNAロマック



