◆阪神福留がサヨナラ打 ソフトバンクは好機生かせず

<日本生命セパ交流戦:阪神3-2ソフトバンク>◇17日◇甲子園

 阪神先発藤浪は1回を3者凡退でスタートさせ、3回まで1安打無失点。ソフトバンク先発中田も3回を無失点の立ち上がり。

 ソフトバンクは4回、3番柳田の適時内野安打と4番内川の適時打で2点先制。阪神は6回、2者連続押し出し四球で同点とした。

 ソフトバンクは7回2死一、三塁の好機を生かせず。阪神は9回2死二塁から、福留が左前にサヨナラ打を放った。

◆ロッテ6連勝、涌井が6勝目 巨人は連勝ストップ

<日本生命セパ交流戦:巨人1-5ロッテ>◇17日◇東京ドーム

 ロッテは2回2死満塁で、涌井が空振り三振。巨人はその裏、2死二塁からギャレットが中前に先制適時打を放った。

 ロッテは4回、ナバーロの6号ソロで同点。6回に角中の3号ソロで勝ち越した。巨人菅野は6回6安打2失点、127球で降板。

 ロッテは7回にデスパイネが適時打。9回にも2点を加え6連勝。先発涌井は完投で6勝目を挙げた。巨人の連勝は2で止まった。

◆広島鈴木12回サヨナラ弾で4連勝、ヘーゲンズ3勝

<日本生命セパ交流戦:広島6-4オリックス>◇17日◇マツダスタジアム

 オリックスは3回、T-岡田の適時打と広島ルナの失策で2点を先取。広島は3回まで毎回安打を放つも適時打が出ず無得点。

 オリックスは5回に再来日のクラークが今季初安打となる1号を放ち追加点。広島は6回まで7安打を放つも、無得点に終わる。

 広島は8回に松山の2点二塁打、9回にはルナの2点二塁打で4-4の同点に追いついた。試合は延長戦に突入した。

 広島は延長12回無死二塁で、鈴木のバットからサヨナラ8号2ランが飛び出した。7番手のヘーゲンズが3勝目。

◆中日0封勝ちで連敗4でストップ、ジョーダン4勝目

<日本生命セパ交流戦:中日1-0日本ハム>◇17日◇ナゴヤドーム

 中日ジョーダンと日本ハム・メンドーサの投げ合い。3回まで両チームとも無得点。両助っ人の投手戦で始まった。

 中日は4回1死二塁から3番平田の適時二塁打で先制。日本ハムは6回2死三塁と好機をつくるが4番中田が二邪飛に倒れ無得点。

 中日は継投で逃げ切り連敗を4で止め、先発ジョーダンは約1カ月ぶりの今季4勝目を挙げた。日本ハムは連勝が3でストップ。

◆ヤクルト逃げ切り先発山中が3勝目 西武は4連敗

<日本生命セパ交流戦:ヤクルト5-1西武>◇17日◇神宮

 ヤクルトは2回無死一、三塁からバレンティンの遊ゴロの間に1点を先制した。先発山中は3回まで2安打無失点。

 西武は4回2死一塁から坂田の適時二塁打で同点。ヤクルトはその裏、西田の1号ソロで勝ち越し、6回は中村の適時打で加点。

 ヤクルトは2点リードの7回1死一塁から山田の22号2ランで突き放した。先発山中は3勝目。敗れた西武は4連敗となった。

◆楽天、連敗止め交流戦5割確定 DeNAは3連敗

<日本生命セパ交流戦:DeNA5-8楽天>◇17日◇横浜

 楽天が1回、DeNAの先発久保康からウィーラーの2ランなどで3点を先制。DeNAもその裏、宮崎の適時打で1点を返した。

 楽天は4回に内田の適時打で1点を追加。DeNAは4回に白崎の適時打、6回には筒香の16号ソロで1点差に迫る。

 楽天が8得点の快勝で連敗を2で止めた。交流戦の勝率5割以上も確定。DeNAは9回に追い上げたが届かず3連敗で借金2。