広島が大勝で84年以来、32年ぶりの11連勝を飾った。投げては黒田博樹投手(41)が6勝目をマークし、日米通算200勝まであと1勝。試合後の広島緒方孝市監督(47)の談話は以下の通り。

 -黒田が好投

 緒方監督 今日はクロでしょう。黒田に尽きる。ナイスピッチング、ナイスバッティングということです。それしかないでしょう。ただ、小さくでも付け加えてもらえるなら、今日も守備ね。新井、キク、広輔にしてもしっかり守った。守ってピッチャーを助けてくれて、リズムを作ってくれた。あとは何より石原。昨日、今日と当たっているヤクルト打線に対しててしっかりと導いてくれた。彼もしっかりと研究しているんだろうね。投手を引っ張ったいいリードをしてくれているので、小さくでも記事にしてやって下さい。

 -ビッグイニングで

 緒方監督 こういう形の攻撃というのが、うちとしては理想。何よりあそこ、石原がしっかり打ってくれて。下位打線から良い形で上位打線に回ってきたときっていうのは、チャンスをものにしている。こういうビッグイニングをつくれてきている。そういう攻撃が出来るように。

 -黒田の打撃

 緒方監督 打撃自体全然悪くないんだよ。しっかりいつもスイングして、粘る姿勢とかね。そしてシチュエーションによっては、初球からヒットを打つという強い気持ちでああやって打席に立ってくれているのでね。今日はいい打撃をしてくれて、自ら勝ちをグッと近づける打撃をしてくれたと思います。