昨年11月25日。偶然にもこの日の会場に隣接するホテルで仮契約を行った。当時は右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折しており、バットを握ることもできなかった。1年後の晴れ舞台に「1年間野球ができるかなというところのスタートだったので、考えてはいなかった」と受賞の重みも実感した。普段は大言を言わない男が「また違った形で、このような会に呼んでいただけるように頑張ります」。来年もタイトルを手に帰ってくる。【梶本長之】
◆昨年「NPBアワーズ」開催日の高山 15年11月25日、明大高山は阪神と「契約金1億円+出来高払い5000万円、年俸1500万円」で仮契約を結んだ。仮契約場所は、プロ野球の年間表彰「NPBアワーズ」会場ホテルの隣。スターの祭典を横目に、表彰の対象になる新人王について問われ、こう答えた。「どれだけ僕ができるか分かりませんが、結果的に(新人王となれれば)というか。監督の期待に、ファンの期待に応えられるように」。静かに闘志を燃やした1年後、有言実行に移した。




