特別なパワーがわき出たかもしれない。「こどもの日」のこの日の一戦は「ドラゴンボール超デー」と銘打たれた。35歳糸井は「ドラゴンボール」ドンピシャの世代。少年時代には孤高の戦士ベジータに憧れた。そんな情報を球団も事前にキャッチ。糸井がベジータのスーパーサイヤ人風にデザインされたグッズが販売されたほどだ。
連続ヒットの影にはある謎の「儀式」があった。ヒットパレードが始まった25日DeNA戦から、試合直前にバットをある特定の記者にこすりつけるという「願掛け」を続けてきた。ある日はクラブハウスから1度はベンチへと向かってから「忘れてた」とわざわざ戻ってスリスリ。この日も「ヨーシ!」と気合を入れてこすりつけた。
グラウンドの結果は、もちろん験担ぎだけではない。6回の打席に入る直前には対戦経験が少ない一岡のデータを担当スコアラーから熱心に聞く姿があった。福留には打席での体感をアドバイスしてもらう。豊富な練習量に加えて、チーム屈指の研究家。試合後はいい場面でヒットを続けたい? の問いに「出来そうで、出来ないんやけどね。まあ、明日も頑張ります!」。「スーパーサイヤ人級」の活躍もうなずける。【桝井聡】
◆「ドラゴンボール超(スーパー)デー」 鳥谷、糸井、原口、高山、北條の5選手の登場キャラクターにイメージを寄せた書き下ろしが実現。鳥谷が孫悟空のスーパーサイヤ人風に、糸井がベジータのスーパーサイヤ人風のイラストになるなど大変身した。




