左肘のクリーニング手術を行う方向で調整していることが17日に判明したソフトバンク和田毅投手(36)について18日、工藤監督が理解を示した。

 指揮官は「まだ決まっていないが、それも選択肢の1つ。最終的には球団と本人が決めることになる」とコメント。「不安な状態のまま投げるのがいいのかどうか。自分で嫌な感じがある状態で保存療法でやれば、今年だけじゃなく来年にも関わってくる」と話し、「(野球を)続けていく上で何がベストかというのをしっかり考えてあげなきゃいけない」と思いやった。

 和田本人には「もしそうなるなら、この先、来年も野球人生があるわけだからしっかり治しなさい」と話をしたという。手術をすれば長期離脱は避けられないが、「チームにとっては痛いけど、彼の野球人生は今年だけではないのでしっかり考えてあげないといけない」とサポートを約束した。