四国学院大(四国地区)が12年ぶりの勝利を挙げた。

 エース小久保気投手(4年=鹿児島玉龍)が5安打完封。味方打線が7回に犠飛で挙げた1点を守り抜いた。小久保は「シュート、フォークを散らしながら投げました。適度に荒れていたのがよかったです」と振り返った。

 今春の同地区リーグでは5勝無敗、防御率0・84の好成績を残し、全国の舞台をつかんだ。小久保には初の全国大会で、チームに54回大会(05年)以来となる勝利をもたらした。

 「初戦は勝とう、思い切りやろうと思っていた。10年以上勝ってなかったというのは実感ないです」と話していた。