日本ハム中田翔内野手(28)が、今季初の2戦連発で追撃ムードを高めた。

 4試合ぶりに、定位置の4番で先発出場。4点を先制された直後の2回の先頭。中日先発大野の7球目、145キロを左中間席ギリギリに放り込んだ。7号ソロで、前夜13日同戦に続きアーチを架けた。

 6回2死一、二塁では右中間を破る2点適時二塁打。「コンパクトに打とうという意識よりもフォークが多かったから、低めのボールにがっつかないようにだけ気をつけていた」と、この日3打点目で1点差に迫った。なお2死二塁、レアードの左前打の間に二塁から本塁へ激走。滑り込み、微妙なタイミングだったがセーフの判定。リプレー検証が行われたが、判定は変わらず、同点に追いつき試合を振り出しに戻した。中田は「良いところで打てたし、その後もつながったからいい安打になったんじゃないかな」と満足げだった。