巨人が継投でノーヒットノーランを達成した。先発山口俊が6回まで投げ、2番手マシソンが2イニング、3番手カミネロが9回を締めた。

 高橋由伸監督は「3人のピッチャーがよく投げてくれたと思います。ヒットは別に出て良かったんですけどね、苦しい試合で勝てて良かった。(山口俊は)すばらしいピッチングで、期待通り。復帰初登板ということで最初から力も入っていたと思いますし、(6回の)ピンチを抑えたところで今日はここまでかなと思った」と話した。

 継投での達成は、レギュラーシーズンでは06年日本ハムの八木-武田久-マイケル(延長12回)以来4例目。ポストシーズンを含めると、07年日本シリーズでの、中日山井-岩瀬による完全試合以来となる。