ソフトバンクが巨人に3投手による継投でのノーヒットノーラン負けを喫した。

 移籍後初登板の先発山口俊から4四球を選んだが、6回まで無安打に抑えられると、7、8回もマシソンを攻略できず。9回は守護神カミネロから2四球を選び、2死一、二塁のチャンスをつくったが、松田が空振り三振。プロ通算200本塁打となる1発が出れば同点の場面だったが、無念の無安打負けとなった。

 ソフトバンクが無安打無失点で敗れたのは、オリックス西にノーヒットノーランを許した12年10月8日のリーグ最終戦以来、5年ぶり。継投での無安打無失点負けは、八木、武田久、マイケルの3人に抑えられた06年4月15日の日本ハム戦以来、11年ぶりとなった。

 工藤監督は「打てなくて負けても1敗。8対9の惜しい負けでも負けは負け。1敗は1敗なので、こういう時こそ早く切り替えて、明日この悔しさを選手個々がしっかりぶつけてほしい」と話した。