DeNAが3本塁打で快勝した。1回にホセ・ロペス内野手(33)がバックスクリーン左へ先制の12号ソロ本塁打。7回にはスライダーを左越えの13号ソロとした。4打数4安打の大当たりに「今季はずっとコンディションがいい。今日は2本打ててよかった。2本目はスライダーを狙っていた。完璧な当たりだった」と自画自賛した。

 値千金だったのは、5回に出た宮崎敏郎内野手(28)の逆転満塁本塁打だ。「みんながつないでくれたので何とかしようとした」と、内角高めのカーブを左翼席に放り込んだ。

 ラミレス監督は「ナイスゲーム」と手をたたきながら、ご機嫌でインタビュー室に入ってきた。「開幕前は(主砲筒香嘉智の前後を打つ)3番と5番をどうするかよく聞かれたが、今は(正当性が)疑いのないところになった」。3番ロペス、5番宮崎が打線をけん引し、満足そうに引き揚げた。

 これで交流戦の借金は1。16日のオリックス戦で5割に挑戦する。