中日ゲレーロが全得点をたたき出す3打点の活躍を見せた。だが試合後は沈痛な表情でノーコメント。2-1の8回2死満塁で藤川の直球を右肩に受け、押し出し死球。代走を送られた。貴重な追加点と引き換えに痛手を負った。球団関係者は「痛いと言っていました」と明かした。

 初回に先制の左犠飛。4回はバックスクリーンに放り込む21号ソロ。「完璧だった」と球団広報を通じて喜んでいた。5月の10本塁打に続き、今月も9本目。12球団トップを独走だ。米市民権取得のため離脱中のビシエドに代わる4番打者は、抜群の存在感を放っていた。それだけに森監督も「明日のことはちょっと分からない」と心配そうだった。