日本ハムは29日、新外国人選手としてヤディル・ドレイク外野手(27)と契約合意に達したと発表した。

 キューバ出身で14年にドジャースに入団。15年と16年はド軍のマイナーで通算139試合に出場し、3本塁打。今季はメキシカンリーグのデゥランゴ・ジェネラルズに所属し、71試合に出場して打率3割8分5厘、14本塁打をマークしている。

 ドレイクは球団を通じて「北海道日本ハムファイターズの一員となり、大変光栄です。以前、ファイターズに所属していた(キューバ出身の)ミチェル・アブレイユ、ホアン・ミランダ両氏から球団の素晴らしさ、そして北海道の人々の温かさをたくさん聞かせてもらいました。新たなチームメイトと共に、熱狂的なファイターズファンの皆様の前でプレーすることを、今から待ち遠しく思います。日本一連覇を目指し、諦めず戦い続けるファイターズに少しでも貢献出来るよう、常に全力でプレーすることをお約束いたします」と、意気込みを明かした。

 また、栗山英樹監督(56)も球団を通じて「今季、メキシカンリーグでの好成績に注目していました。キューバ、アメリカ、メキシコでプレーし、2015年のプレミア12でも来日するなど国際経験が豊かで、日本の野球にもうまく順応してくれるでしょう。パワーだけでなく、コースに逆らわず打てるしなやかな打撃と、そつのない外野守備が印象的です。故障者の多い現状にあって、後半戦の巻き返しに必要な起爆剤として、活躍をおおいに期待しています」とコメントした。