中日はマツダスタジアムでまた勝てなかった。
今季5戦全敗。昨年も2勝10敗と最悪の相性だった球場で、またも赤ヘル打線にいいようにやられた。
森監督は「何もないよ。見た通り」とだけ言い残して、バスに乗り込んだ。
先発小笠原は生命線である直球の制球が定まらなかった。エルドレッドに3発、バティスタに1発を浴びて、6回8失点。思うようにカウントを稼げず、4本すべてボール先行カウントから打たれた。外国人打者特有のいわゆる「腕が伸びる」コースに投げ、気持ちよく振られた。右打者の胸元への制球が悪く、窮屈にさせられなかった。捕手の松井雅は「本塁打は避けられた」と悔やんだ。
マツダスタジアムでは昨年から17試合で平均7・3失点。今の両軍の打線を比べれば、打ち合いでは勝機は薄れる。ロースコアの展開に持ち込むには投手の踏ん張りしかない。



