第41回日米大学野球選手権大会(12日開幕、米マサチューセッツ州ほか)に出場する大学日本代表が7日、神奈川・平塚市のバッティングパレス相石ひらつかで三菱日立パワーシステムズと練習試合を行った。

 開幕投手に指名された最速152キロ左腕の立命大・東克樹投手(4年=愛工大名電)は先発し、2回を3安打2失点。最速146キロをマークするも、高めに浮いた変化球を痛打された。「社会人など、1ランク上のレベルでは高めはヒットにされる。低めに投げないと」と課題を挙げた。

 米国打線対策として、今春のリーグ戦では封印したツーシームを解禁し、昨年の同大会で明大・柳(現中日)が有効に使ったカーブも意識的に投げた。「米国打線は縦の変化に弱いと聞いたので、うまく使っていければ」と話した。試合は特別ルールで行われ、2-5で敗れた。