巨人坂本勇人内野手(28)が、右打者では史上最年少でプロ通算1500安打に到達した。

 1点を追う土壇場の9回2死一、三塁。阪神守護神ドリスの155キロ直球を力強いスイングで振り抜き、三遊間を抜く、同点適時打をマークした。

 1500安打はプロ通算123人目。1354試合目での大台で、巨人では川上哲治(1241試合)長嶋茂雄(1273試合)に次いで3位のスピード到達。また、28歳6カ月の大台到達は64年の榎本喜八(東京)の27歳9カ月に続きプロ野球史上2位の年少記録となった。

 プロ初安打は1年目の07年9月6日中日戦(ナゴヤドーム)の延長12回無死満塁で代打で登場し、高橋から中前へ決勝の2点適時打。