やりました! 阪神梅野が4年目の初球宴でうれしい初安打をマークした。7回から途中出場。9回に日本ハム谷元のカットボールを左前に運んだ。チームメートの秋山や同じ捕手のDeNA戸柱らから拍手で祝福された。「1本出てよかったです。ちょっとホッとしています」。興奮冷めやらない笑顔で振り返った。

 スタメンマスクをかぶった第1戦。初球とカウント2-1から思い切りよくスイングしたが2打席無安打だった。だがベンチに退いてから、「勉強をしたい」と翌日に向けて思いを巡らせていた。この日の試合前練習では巨人菅野や広島新井らと談笑。同じ九州出身の広島緒方監督とも立ち話をし、「地元の話です。九州のどこの出身なのかって話とかをしていました」。普段は敵でも、この2日間はチームメート。野球人としての肥やしを増やした。

 梅野 最初の試合でスタメンで出られて、こういう体験ができてよかった。ストレート中心でいきましたが、いろんな投手のボールを受けられてよかった。

 この日は小川と薮田をリードした。いきなり鈴木に1発を浴びたが、大谷を外野フライ、本塁打を打っていたデスパイネも内野フライに打ち取るなど、2回を1失点。大谷は前日から3打席無安打に抑えた。一流のプレーを肌で感じた2日間。宴は終わったが、肌身で勉強した貴重な経験を、今度はタテジマで生かす。