右肘手術からの復帰を目指すソフトバンクのロベルト・スアレス投手(26)が、今後プエルトリコでリハビリを行うことが28日、分かった。すでに離日しており、来年2月の春季キャンプ時に再来日する。今年3月のWBCで右肘を負傷。4月に米国で右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受け、筑後のファーム施設でリハビリを行っていた。

 関係者によるとスアレスがリハビリを行うのはプエルトリコの首都サンフアンにあり、故障したメジャーリーガーらも復帰を目指してトレーニングを行っている本格的な施設。肘の故障からの復帰を支える専門のトレーナーもいるという。

 今後は8月にスローイングを再開する予定。チームでは先発バンデンハーク、守護神サファテに加え、キューバ代表左腕モイネロが中継ぎで結果を残しており、来季の外国人投手争いはさらに激しくなるが、スアレスは日本よりも温暖な地でリハビリを進め、来年の早い時期での復帰を目指す。