巨人阿部が久々の一発で価値ある追加点を挙げた。4点リードの3回1死。DeNA井納の内角低めスライダーを呼び込んで、完璧に捉えた。打球は6月18日のロッテ戦以来、75打席ぶりとなる放物線を描いて11号ソロとなって右翼席に飛び込んだ。「変化球に体勢を崩されることなく、久しぶりにイメージ通りのスイングができた。手応えも良かった」と納得の一打だった。
結果的に巨人打線は、阿部の一撃がこの日の打ち止めとなった。安打も出ず、高橋監督は「そのあと、もう1点取れれば試合の流れは(より)こちらのペースとなった」と渋い顔だったが、主砲には「いいホームランだった」と納得した。現状では首位広島とは大差をつけられ、3位DeNAを直接対決でたたくのが目下の目標となる。阿部は「まず初戦を取れた。明日も勝てるように」とねじを巻いた。
▼阿部が今季11号。阿部の通算本塁打は384本目となったが、そのうちDeNA戦はカード別最多の79本目。巨人でDeNA戦の本塁打が多い選手を出すと、(1)王165本(2)長嶋81本(3)阿部79本(4)松井78本(5)原73本。DeNA戦の本塁打は松井を抜いて阿部がチーム単独3位に進出。



