巨人2年目の宇佐見真吾捕手(24)が、プロ初本塁打を超劇的なサヨナラ2ランで決めた。延長10回、DeNAの左腕砂田から右翼席に豪快な1発を放り込んだ。

<宇佐見真吾(うさみ・しんご)アラカルト>

 ◆経歴 小学校時代にソフトボールを始め、サッカー、少林寺拳法の“三刀流”。中学時代に軟式野球部。市柏では2年から正捕手。県大会8強が最高戦績で甲子園出場経験はなし。城西国際大では1年春にデビューし、1年秋と2年春にベストナイン獲得。4年は主将になるが、春は練習で左目下眼底骨折で欠場し、コーチ登録でベンチ入りし、仲間に助言を送った。同年ユニバーシアードでは日本代表で金メダルに貢献。同年ドラフトで巨人から4位指名

 ◆モノノフ ももいろクローバーZの大ファン。1年目の新人合同自主トレでは「1軍で10本、ホームラン打ってからライブに行きます。それまではDVDで我慢します」と禁欲の誓いを立てたことも

 ◆好きな言葉 挑戦。大学が地方リーグで「東都、6大学には負けない。地方にもこれぐらいの選手がいると思ってやってきた」

 ◆背番号 52

 ◆年俸 800万円

 ◆サイズ 181センチ、87キロ、右投げ左打ち

 ◆血液型 O型