日本ハム大谷が明日31日ソフトバンク戦(札幌ドーム)で先発登板することが29日、正式決定した。大谷は、旭川での試合前練習でブルペン入りし、24球を投げた。ブルペン投球を視察した栗山監督は、報道陣に「31日に投げさせる。まだバランス的に良いピッチングができないかもしれないけど、取りあえず行くつもり」と明言した。

 同監督の発言後に雨天中止が決まったが、大谷の予定は変更なし。同日はヤンキース・キャッシュマンGMが来日し、異例の視察を予定している。メジャー10球団以上が札幌ドームに集結する視察も、予定通りに行われる見込みだ。

 7月12日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来で、今季初の本拠地となる1軍登板へ向けて、大谷本人は「今まで通りです。できるだけゼロに抑えられるよう、頑張りたいです」と、意気込みを示した。前回登板では30球だった球数制限は、今回は50~60球程度がメドとなる。今日30日は投手調整に専念し、今季2度目の先発マウンドへ向かうことになる。