阪神は延長12回2死満塁で鳥谷が中前にはじき返しサヨナラ勝ち。延長12回を投げ抜いた投手陣は、リリーフ陣が8者連続奪三振するなど、球団史上最多となる1試合20奪三振を記録した。金本知憲監督のコメント。

 「8者連続三振ですか。1人打たれて、また三振ですか。実は僕も数えていましたけど、すごかったですね。特に桑原なんかはいい時の状態に戻ってきたように感じる」と、鉄壁リリーフ陣を絶賛した。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -率直な感想を

 金本監督 2アウト走者なしから、半分引き分け覚悟のところ、よくやってくれました。そこまで投手が頑張ってくれたんで、ああいう展開にもっていけた。今日は投手力の勝利だと思っています。

 -前日2000安打の鳥谷がいい場面で決めた

 金本監督 あそこで打ってくれたのが大きいですね。初回は満塁でショートフライか。初回にできればポーンと打ってくれていたら波に乗れていたんでしょうけど、最後一番しびれる場面ですからね。あの場面で打つことに価値がある。

 -先発小野が好投

 金本監督 良かったですね。アウトあと1つで7回きっちりだったんですけど、そこが勉強と言いますか、ルーキーなんで今日みたいなことを経験して力にしていってほしい。