バントを捕るな!? 右足腓骨(ひこつ)骨折からの復帰を目指す阪神メッセンジャーに異例の指令が飛ぶ可能性が出てきた。

 大黒柱は前日21日にブルペン投球を再開。22日は降雨の中、鳴尾浜でキャッチボールなどに励んだ。10月14日開幕のCSファーストステージに間に合わせるため、レギュラーシーズン最後の2試合となる10月5、6日、中日2連戦での調整登板を目指している。

 金本監督は「(中日2連戦まで)あと2週間か。無理やろう…。バント処理とかでバキッといったら…」と状態を気遣った上で「そのころは順位も決まっているだろうし、バント処理せんでいいと言ってもいいけどな。投げるだけでいいって」とプランを明かした。

 さらに指揮官は「公式戦にこだわらんでもいいんかな」と話し、10月9日に開幕するフェニックスリーグでの調整登板も視野に入れる。メッセCS投入に向け、あらゆる策を練っていく。