オリックスのドラフト1位コンビ、吉田正尚外野手(24)と山岡泰輔投手(22)が主に24歳以下で構成する11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」(11月16~19日、東京ドーム)の日本代表候補に入っていることが5日、分かった。オリックスの投打の主力となった2人が韓国、台湾と戦う稲葉ジャパンの初陣に参戦する可能性が出てきた。

 15年ドラフト1位の吉田正はプロ2年間、離脱期間はあるがパワフルな打撃でインパクトを残した。「アジア-」で代表選出ならクリーンアップ候補。ドラフト指名時には「大学(青学大)で日の丸を背負ったのでプロでもトップチームで背負えるように」と目標を掲げていた。今季終了後のメディカルチェックで腰などの状態を確認。その結果でオフの動向を決める。

 また昨年同1位の山岡は今季1年目の先発ローテをここまで守り続けた。こちらは高校と社会人でも代表経験があり、国際舞台での戦い方を知っている。ただし2人は疲労度などにより、球団が出場を辞退させる可能性もある。