ソフトバンク千賀は6回3失点でリードを許したまま降板したが、9回2死二塁から上林が同点打を放ち、黒星が消えた。勝率7割6分5厘を維持し、初のタイトルをほぼ手中に収めた。工藤公康監督のコメント。

 「前回よりはいいと思う。打者と勝負しているところも見えた。CSには欠かせないが、自信を持って投げることが大事」と期待を込めた。

 試合後のセレモニーで「32個も貯金をつくることができました」とファンに感謝。「日本一を奪還するために100%以上の力を出して戦う」と改めて誓った。