セは3位から勝ち上がったDeNAが、リーグ2連覇の広島を下してファイナルステージ初勝利。リーグ優勝チームに与えられる1勝のアドバンテージを含め、1勝2敗とした。

 CS初登板となった浜口は7回2失点の好投で1勝をもたらした。ルーキーながら今季2桁勝利をマークした浜口は気迫あふれる投球で粘った。

 「絶対負けられない戦いで、ここにあわせて準備をしてきた。100パーセント出せるように試合に臨んだ。緊張感はあったが、チームが勝てるように準備をしてきた自信があったのでよかった。先制点をやらないように粘って、点を取ってくれるまでしっかり投げて、やっていこうと思ったので、何とか粘れてよかった。いいタイミングで粘ったところで野手が点を取ってくれたので、さらに、そこから集中して1人1人、バッターと対戦していこうと思って投げた。とにかく腕を振ってバッターに向かっていこうと、いろいろな球種を投げたが、腕を振って投げること心掛けた。(ベンチのムードは)去年は経験していないが先輩が悔しさを感じていたし、絶対にやり返すという気持ちを持って、乗り込んできました。絶対に勝って横浜に帰れるように選手は頑張っているので、何とか1戦1戦を集中して戦っていきたい」と話した。