新たに打撃コーチ兼任となったロッテ福浦和也内野手(41)が21日、兼任初日を迎えた。

 この日、ロッテ浦和球場室内で秋季練習がスタート。福浦は、10月はコーチとして指導にあたり、11月は選手として自身の体のケアに努める予定だ。

 初日を終えると「任された以上、選手としても、コーチとしても、しっかりやっていかないといけない。難しいことだと思いますが、やるからには選手として戦力になれるよう準備して、また選手とコミュニケーションを取ってアドバイスできるようにしたいです」と意気込みを語った。

 兼任は、井口監督からのオファーだった。「監督から言われた以上は、やります」と即答したという。選手からは「ちゃかして、『コーチ』と」言われたそうで、苦笑いだった。

 これまでも、後輩には気がついたことをアドバイスしてきた。正式に「コーチ」の肩書がついたことで、「アドバイスしやすくなりますね。今までは、聞かれないと答えられなかったけど、これからは気兼ねなく教えられます」と、チームに全力で尽くすつもりだ。