ソフトバンクからドラフト４位指名を受けた国士舘大・椎野新（あらた）投手（２２＝村上桜ケ丘）が、「本家超え」を誓った。

　１９５センチの長身右腕で、高校時代は「越後のダルビッシュ」として３年春の新潟大会を制し、夏も準Ｖ。進路をプロに定めて志望届を提出したが、指名漏れの悔しさを味わった。

　最速は１４８キロと高校時代から１０キロ近くアップし、身長も４年間で１センチ伸びるなど、体もまだ成長中。「越後のダルビッシュ」の異名に「高校時代はそう呼んでもらうことがうれしかったが、大学に入って『椎野新』として、周りに見てもらえるようになった」と、長身右腕の新スタイルに自信をのぞかせた。