侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が、20年東京五輪での「メジャーリーガー大谷」の出場を期待した。日本ハム時代の後輩について「彼の夢でもあるメジャーリーグに挑戦できるということで、日本を代表する選手ですし、栗山監督も言ってますが、やるなら日本一ではなくて世界一のピッチャーを目指してほしい。二刀流もずっとやってきましたので、できれば二刀流でこのまま続けていってほしい」とエールを送った。

 過去の五輪の野球競技に、大リーガーが出場したことはない。東京五輪の大会期間中、プロ野球シーズンを中断することを決めた日本とは違い、大リーグはシーズン中。出場が難しい状況は理解した上で、ラブコールを送った。「代表に当然入ってほしいという願いはあります。可能であれば、メジャーにいる今頑張っている選手、ダルビッシュ選手、マー君、マエケン、田沢選手もそう。向こうで活躍している選手が出てくれたら、本当の全日本ができる。大谷選手を含めてですね」と期待した。