阪神の安芸秋季キャンプ第3クール最終日の14日、野手陣は安芸ドーム内で10カ所打撃練習を行った。

 2時間、みっちり、ほぼ休みなくバットを振り込んだ。超高速マシンやスローボール打ちなど、バリエーションに富んだメニューをこなす濃い内容。

 金本知憲監督(49)は「天気が天気だから。キツいんじゃないか。人工芝だし。でも、秋のキャンプはあれぐらい普通でしょ? (雨天で)あれしかできないんだから。休み前だし。意外とみんな元気やで。体力がついている」と手応えを口にした。午前中から雨が降り、練習メニューの変更を強いられていた。ナインは絶叫しながら振り、壮絶の光景だった。