巨人の来季新入団選手全16人が22日、都内の野球殿堂博物館を見学した。

 26年ぶりに公開された、長嶋茂雄氏がプロ野球史上初の天覧試合でサヨナラ本塁打を放った際に使用したバットや、王貞治氏が素振りに使用した日本刀など職員の説明を受けながら、約45分館内を回った。

 ドラフト1位の鍬原拓也投手(21)は「金田(正一)さんの登板数、400勝には驚きました。時代は違いますが、先発をやるなら目指したい数字です。殿堂入りした選手を見て、改めて伝統のあるチームに入ることができてうれしいです」と笑顔を見せた。