ダイヤモンドバックスが22日(日本時間23日)、オリックスからFAとなった平野佳寿投手(33)との契約を正式に発表した。契約内容は2年総額600万ドル(約6億9000万円)の基本給の他、USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者によると1年につき最高100万ドル(約1億1500万円)の出来高が付く。

 平野から入団決定の電話報告を受け、オリックス長村球団本部長は「長年チームのために頑張ってくれた。元オリックスということで、向こうでも活躍してもらいたい」と激励した。球団は新守護神候補として日本ハムからFAの増井を獲得。「増井がしっかりやってくれると思う。黒木、近藤、金田や復活にかける佐藤達もいて中継ぎの層は厚い。リリーフもいい状態でやっていけると思う」と来季への手応えを語った。