ソフトバンクに史上最多タイとなる14人目の1億円日本人プレーヤーが誕生した。中継ぎ右腕の森が26日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改、4300万円増の1億3000万円プラス出来高でサインした。これで来季の年俸1億円超え選手が14人となり、過去最多だった05年シーズンの巨人に並んだ。

 森は「1億3000万円でサインしました。すごいいい評価をしてもらった」と笑顔だった。今季自己最多の64試合に登板。主に7回を任せられ、35ホールドポイントをマークし日本一に貢献した。プロ入りから4年連続で50試合以上登板した鉄腕ぶりも評価された。「正直、ここ(1億円プレーヤー)までいくとは思わなかった」。今オフは森以外にも岩崎、千賀、明石が1億円の大台に乗せた。三笠球団統括本部本部長は「チームとしては来季の日本一を目指しているので、それに見合った評価をしたい」と話した。(金額は推定)