ヤクルトは２７日、都内の球団事務所で仕事納めを行った。衣笠剛球団社長兼オーナー代行（６８）は「今年は非常に厳しいシーズンだったと十二分に認識して、今年から見違えるほどチーム、フロント、現場とバランスを取って進めていければ」とあいさつ。

　また年内はシニアディレクター職を兼務していた小川淳司監督（６０）は「フロント業務をして客観的にチームを見てきたものをつなげていく準備をしていきたい。来年は現場が勝利することで観客動員を増やしたい。最後まであきらめない、きびきびプレーすることを心がけて全力で取り組んでいきたい。現場、フロントが一体となって戦っていく」と来季の巻き返しを誓った。