プロ仕様のクイック投法を身につけます! 阪神ドラフト1位の馬場皐輔投手(22=仙台大)が20日、鳴尾浜での新人合同自主トレで2度目のブルペンに入った。捕手を中腰にかがませて50球を投じ、時折クイック投法も披露した。「試してみました。大学までは(クイックが)速くなかったけど、プロの世界では速くしたい」。走者にスキを見せない高速クイックにも挑戦していくつもりだ。

 ただ「ピッチャーは投げるのが一番大事。球が死んだら意味がない」と、あくまでも自慢の剛球を生かすことを優先する方針。最速155キロの直球と7種類の変化球を持つ右腕は、今後も工夫を重ねていく。