プロ野球の12球団監督会議が行われ、監督から審判に対してボーク基準緩和の要望が出された。

 座長の楽天梨田昌孝監督は「セットポジション、ボークに関してはほとんどの監督がちょっと緩和してほしいと。あまりにも(静止の基準が)厳しすぎると。逆にセットポジションは10秒ぐらい持っている人もいる。時間短縮のためにも、できるだけないように。オープン戦の間には(基準を)統一してもらえたら」。

 「日本はかなり厳しく、外国人選手が困惑している。アマチュアも緩やかですし」。

 この他、監督によるリプレー検証要求のリクエスト制度、故意四球の申告制、2段モーションの解禁などが説明。

 西武菊池が反則投球を取られた試合で相手だった梨田監督は「あれを取られてかわいそうだと思っていた」。

 野村克也氏の妻で昨年12月8日に虚血性心不全のため85歳で死去した沙知代さんの「お別れの会」に参列。

 「神宮の室内で(少年野球を)熱心に指導されていて、すごい情熱だなと思いました。あれだけ子供をしかるけど、卒業の時に『お前のここがいい』とか優しさがあった」。