広島日南キャンプ第3クール3日目の12日、中崎翔太投手(25)がブルペンを独り占めした。

 この日ただ1人ブルペン投球を行った右腕は、真っすぐや変化球を3球ごとに投げ、最後は真っすぐを連続8球で締めた。

 計50球はスライダーやシュートだけでなく、カーブ、チェンジアップも交えた。「真っすぐがだいぶ指にかかってきたので。これから実戦も入ってくるので、このクールで投げておきたかった」。孤独なブルペン投球には「やめておこうかなと思いましたが、入っておこうと」と笑って振り返った。【広島担当 前原淳】