日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が、日本代表入りへの青写真を思い描いた。

 12日(日本時間13日)、侍ジャパンの稲葉監督が米アリゾナ州のキャンプ地を訪問。間近で「7割くらいの力で振れた」というトス打撃51球を披露した。打撃練習解禁から3日連続でバットを振り「イメージ通りのスイングが出来ている」。代表入りへの思いは「ファイターズの主力になっていないとダメ」と一時、封印し「自分がいないと勝てないというぐらいの存在になっていたい」と意気込んだ。

 この日の紅白戦は、一塁の守備のみで6回をフルイニング出場(特別ルール)。「ゴロとかも飛んで来た。投手とのコミュニケーションをもうちょっとうまく取れればなと思った」と課題を口にした。見守った稲葉監督は打撃について「スイングが力強くて速い。軸足でしっかり回れている。これからが非常に楽しみ」と、新たな和製大砲の誕生に期待を寄せた。【日本ハム担当 中島宙恵】