中日、阪神、楽天の監督を歴任し、今年1月4日に膵臓(すいぞう)がんのため70歳で死去した星野仙一氏のお別れの会が19日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。球界内外から3150人が集い、別れを惜しんだ。

 星野氏の盟友の田淵幸一氏(71)は「がんの告知をされていたことに気付くことが出来なかった。あんなに一緒にいたのに」と悔しがった。「彼は人が登れない山。友達、親友を通り越して大親友。こんなにいいやつはいない。最後の連絡は『1月29日ご飯行こう、空けとけよ』だった。何でこんなに早いのか。同級生だけど人生の師です」としのんだ。