阪神はオリックス戦をかろうじて引き分けに持ち込んだが、12年以来、6年ぶりのオープン戦最下位が決定した。

 17試合で2勝12敗2分け。この日も打線が湿ったままで、好投手の山岡にお手上げ。継投策に入ったあとの8回に大山のソロアーチで追いつくのが精いっぱいだった。金本知憲監督(49)は「もちろん、最後だからスカッと打って勝って、終わりたかったけれど相手投手が良かったね」と話した。昨季2位から優勝を狙う。30日の開幕巨人戦(東京ドーム)に向けて、残りの調整期間で状態を上げていくだけだ。