ドラフト1位田嶋大樹投手(21=JR東日本)が12球団のルーキー一番乗りで白星を挙げた。初回の川島に左越えソロを浴びたが、最速150キロの直球を思い切って投げ込み、ソフトバンク打線を5回1安打1失点。6回にロメロの2ランでチームが勝ち越し勝利の権利を得た。

 田嶋は「すごいうれしいですし、ホッとしている。ウイニングボールは両親にあげようと思う」と笑顔で話した。

 オリックスの新人が開幕カードで先発勝利を記録したのは阪急時代に梶本、国頭が記録した54年以来。64年ぶりの快挙だった。