ヤクルトが10年ぶりの開幕3連勝を逃した。

 7年ぶりに開幕ローテーション入りを果たした先発由規がコントロールに苦しみ、4回までに77球を要しての3失点で降板。打線もプロ初登板のDeNA京山を攻略できず、得点は山田哲の適時打による1点に終わった。

 小川淳司監督(60)は「由規はあれだけストライクが入らないというのは。今日は状態として良くなかったと思います。(京山は)コントロールがいい。なかなか絞りきれなかった」と振り返った。

 それでも、開幕3連戦は2勝1敗と勝ち越しを決めた。「打線も粘って得点できたし、投手も失点は(3試合とも)3点以下でよく頑張ってくれていたと思う。でも、まだ始まったばかり。(勝負は)これからになる」と引き締めた。